平昌五輪で銅メダル、北京五輪で銀メダルを獲得した女子カーリングチーム「ロコ・ソラーレ」の活躍で、チームが本拠地を置く常呂町は「カーリングのまち」として、日本中、世界中に知られることになりました。町をあげて、カーリングを推進しており、5人に1人がカーリング経験者と言われるほど、カーリングが盛んな町です。実際に、日本を代表する選手の多くを輩出してきました。
常呂では、カーリングが五輪種目になる前からカーリングが行われていました。グラウンドや校庭に水を撒き、屋外リンクを作り、農家や漁師が楽しめるスポーツとして、町に広がり、社交場としての役割を担っていたそうです。
1988年にカーリング専用の屋内施設が完成し、常呂のカーリングのレベルは向上していきました。1998年から、カーリングは五輪種目となり、「常呂出身のメダリスト」を生むことが、みなの夢になりました。
2013年に国際基準を満たすシートを6シート備えた「アドヴィックス常呂カーリングホール」がオープンしました。「ロコ・ソラーレ」の練習拠点となるだけでなく、誰でも利用できる施設となっており、開館日であれば見学もでき、試合の観戦も(特例を除く)楽しむことができます。